#041 わきげ
8月30日 木曜日
直視できない高光量で水槽どころか部屋中が明るくなる人工太陽
メタハラの導入から3日が過ぎ、noon水槽にぽつぽつと異変が起こり始めましたよ。
まずは予想通りの
ガラス面コケびっちり!
多少覚悟していましたが、これほどまでにスピーディにコケだらけに
なるとは思いませんでした。日に日に水槽内が見えなくなっていきます。
そしてもうひとつ、不思議な出来事が。
おや?ルドヴィジアspレッドの茎から「わきげ」が。
おやおや?パールグラスからも「わきげ」が。
レッドピンネイトからもささやかな「わきげ」。
ルドヴィジアからは、それはそれは立派な「わきげ」そしてわき毛にも毛。
こんな具合に水槽内の有茎という有茎から謎の「わきげ」が生えてきました。
今までこんなことなかったのに…。
これはメタハラが引き起こした現象に違いありません。
僕が考えるに、強すぎる光から植物が身を守るため、
根を伸ばして地面を掴み、底面を這うように伸びることで
少しでも光と熱から逃れようとする、植物の本能による行動。
そう確信して調べてみたら全然違いました。
このわきげは「脇根」といって、本来土の栄養分を根っこから摂取する植物が、
土中に栄養がない場合や、根から摂取できない状態の時に
栄養分を水中から摂取するために伸びてくるものだそうです。
とんだ見当違いです。
しかし、それはつまり
今の水槽は水草が根っこから栄養を吸収できていない状態という事です。
アマゾニアはまだ入れて2ヶ月しか経っていないので栄養はあるはず、
水中の栄養過多か、差し戻で傷んだ根がしっかり成長できていない状態
というわけですね。
なのでいったん液肥をストップして、腐った葉や茎はカット&差し戻し、
水換えをしながら様子を見ることにします。
ちなみに脇根は一度出たら引っ込まないそうです。
見た目も悪いので、1本1本カットしました。
水質の変化は目には見えないけど、魚や水草はしっかりサインを
送ってくれているんですね。これからも注意深く観察して植物や生体の声を
逃さないようにしていこうと思いました。