#030 密生感を求めて
8月15日 水曜日
水槽を立ち上げてから、52日が経過したnoon水槽。
んー。
これまでは何かする度に必ず起きるトラブルの対処と、水槽内で起こる様々な変化に一喜一憂する毎日でしたが、若干安定期に入った今、水景として自分の水槽を観た時に、何か物足りなさを感じるようになってきました。
いつかはレイコンにも挑戦したいし、見た人に何かしらの感動を与えられる「水景作品」をつくりたい。自分なりのアクアリウムを表現できる力を身につけたい。そういう気持ちがニョキニョキと心のソイルから芽を出してきたのです。
でも、雑誌に載ってる作品やアクアリストたちの凄い水景と自分の違いって一体何だろうか。
いや密生感やろ。
なんだこのスカスカは!
すごい水槽って水草がもっとこんもりでギチギチでメインの草がボーンボーンって感じで目立ちながらも、どこかにスカッと抜けた部分があったりとかしてたはず。まずは密生感。密生せんことには始まらん気がする。
ということで、今回のトリミングは最初の課題「密生感」を意識してやってみる事にしました。
まずはセンターのレッドピンネイト。
ただ生えてるだけやないか。
その綺麗な頂芽部分をしっかりと皆さんに見せんかい。
なので前列から後列にかけて徐々に背が高くなるように、意識しながら差し戻しを行います。
頭の赤色が段々に見えて行くように。
のちのち密集してくる足元は汚い葉をカットしてスペースを確保。
んー前列の高さが揃ってないのがすごい気になる。
1本ずつじゃなくて一気に切って長さを揃えるべきやったね。
次回に活かそう。
前列に差し戻し部分を集めて、後ろは
低い位置からの新芽の成長を待ちます。
続いて左側のルドヴィジアSPレッド。
これも差し戻して密生感を増やしたいんですが
ルドヴィジアは葉と葉との隙間が広いので、どうもギッチリ感が出しにくい。
色が好きな草なのでポイントで使うとかもっと活きる方法を探そうね。
次回に活かそう。
余談ですがECA(鉄分)添加以降、新芽がかなり赤くなるようになりました。
Rootsで買ったドス紅色のルドヴィジアから、濃いピンク色の新芽が出ています。
ウチの水質と環境ではこの色が今のところ限界のようです。
次に右側の侘び草…ですが、
侘び草はベース部分が大きすぎてその周辺をどうすることも出来ないという欠点に気づきました。
楽せずに1本1本植えるべきやったね。
次回に活かそう。
ということで、結局あまり何もできずトリミング終了。
でも、意識が変わってきたのは良いことだなーと思うのです。
そうそう、うちで唯一密生感でてるのはグロッソ。
最初
今
ほら、だいぶ増えました。
最初の目的『グロッソ敷き詰めたい』はクリア!とうことで
次の目標は『有茎水草密生させたい』に決定しました。
オマケ
地味に伸びて増えていたマッシュルームを
びよーんと引っこ抜いて
細かく分けて
ポイントポイントに植えて可愛らしさをアップさせました。
この作業が一番楽しかったなー。
こりゃ可愛いわい。